一号タンク初搾り

酒豪こまちです。

 

今日はポカポカ陽気で気持ちいいですねぇ。

 

ついに、1号タンクの「搾り」にGOが出ましたよ!

この土日に「1号タンクの初搾り」があると、

情報をGETしてましたんでね、

今日ちょうど出勤日だった私は、朝早く来て、蔵へ直行!笑

 

たのもーーー!

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しぼりたて、

たのもォオオーーッ!!

 

 

・・・・誰もいない。

 

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・・・っていうか、搾り終わって、何もない...。

どーゆうこと?どーゆうことかね!これはッ!

ちょうど、スーパー蔵人J氏が来たので詰め寄ってみる。笑

 

もうね、昨日のうちに搾って、

サーマルタンク(お酒を低温貯蔵できるタンク)に移し終わったとのこと。

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Noォオオオオオオオオーッ!

ガ━(゚Д゚;)━ンゴ━Σ(゚Д゚;)━ンギ━Σ(゚Д゚||;)━ン!!!

 

「責め」の部分なら残ってるよ、ということで、

しょうがない、とりあえず、それをいただこうか。(何様?)

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新米新酒 ありがたや、

しぼりたて ありがたや...と試飲してると、

ストイック野郎がきて

「昨日飲んだッスけど、荒走り最高でしたよ」と。

言う?それ言っちゃう?

 

さて、「責め」だの「荒走り」だの、

何のことだか分からない方のために

簡単にご説明させていただきますとね...

搾られ出てくるお酒の状態には順序と特徴がありまして、

それぞれ名前がつけられているんです。



 

・荒走り(あらばしり)

最初に出てくるお酒は薄く濁っていて、これを「荒走り」といいます。

「荒走り」は香り華やかでワイルドかつフレッシュな味わいを楽しめます。

 

中取り・中汲み(なかとり・なかぐみ)

「あらばしり」が出終わると、透明なお酒が出始めます。

この透明な部分を「中取り」といって、香味のバランスが良いお酒です

鑑評会出品酒は、この部分だけを取り出して出品するのが一般的です。

 

責め

「中取り」が出終わると、今度は圧力をかけてお酒を絞り出します。

この圧力をかけて搾ることを「責め」といい、雑味の多い部分です。

 

一般的なお酒とゆーのは、

「荒走り」「中取り」「責め」を全部混ぜて、

加水したりしてアルコール度数を整えて、売られています。


 

さて、日本酒プチ講座はこれくらいにして...。

 

いの一番に飲むと決めていたのにィイイ。悔しい。

酒豪こまち・・、・一生の不覚。

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うなだれている私を見て、

優しいスーパー蔵人J氏は、

サーマルタンクから酒を少し汲んで

「飲みなよ」と、くれたのであった...。

 

ほ、惚れてまうやろーォ!笑

 

 

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